お酒は百薬の長

適度なお酒は血液循環を良くし、食欲を増進させます。心の抑制が取れるので、なによりも精神的なストレスの解消になるし、コミュニケーションの手段にもなります。百歳以上の健康な長寿者の約6割は、毎日適量のお酒をたしなんでいるそうです。このように、まさに「お酒は百薬の長」といってよいでしょう。
「酒は微酔、花は半開」というように、お酒はほろ酔いくらいが気分もよく、健康の面からも一日二合くらいでおいしくお酒を楽しみましょう。

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お祝いの話

人生の節目のお祝いに日本酒の贈り物を…
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水良く、米良く、杜氏の技極まる。

【こうじ】

日本の伝統食品である清酒、しょうちゅう、味噌・醤油・酢など、発酵食品に広く利用されています。特に酒造りでは、「一麹、二酛、三仕込み」といわれ、麹はとても大切です。麹に含まれるアミラーゼという酵素によって、米のでんぷんが糖分に変わります。すると、酵母が、この糖分をアルコールに変えます。麹は、酒の味や香りをつくるなど大切な役割を担っています。

【もろみ】

麹、酒母、その次の工程が、いよいよ醪の仕込みです。醪は、添・仲・留の3回に分けて仕込む「三段仕込み」が一般的です。1日目が「添え仕込み」、2日目は、酵母の増殖を促すために、仕込みを休みます。このことを「踊り」といいます。3日目が「仲仕込み」、4日目が「留仕込み」と仕込み水と麹、蒸し米の量を段階的に増やしていきます。

【かもす】

醸すとは何物かが自然に生ずるという意味があります。
蒸米とカムダチ(こうじ)と水とを混ぜておけばやがて人を酔わせる水ができあがります。まさに神わざというべき現象を、人は試行錯誤と人智のひらめきにより酒造りを神さまより人の手によって造り出すことができるようになったのです。

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